4本の弦で重低音を奏でるのがベース

ベースの役割

4本の弦で重低音を奏でるのがベース ベースの役割

ベースと聞いて「弦が6本あるやつでしょ?」など思ったことがある人や、誰かから質問されたことがある人はいるでしょう。ギターとよく間違えられやすいのがベースですが、一言で言うと「バンドにおいて重低音でメロディーの土台を担う」のが役割です。単に重低音といっても奥が深く、基本的には弦は4本でメロディのリズムを一定にキープし続けなければいけません。

素敵なメロディはリズムが崩れません。聴く人を気持ちよくさせることができ、安定感を与えることができます。もしリズムが崩れてしまうと、下手に聴こえてしまい、演者の評価も下がってしまいます。それほどベースの役割は重要なのです。しかし、見方を変えれば、それほどやりがいのある楽器ということができます。

ベースに向いている人は、性格が現れます。神経質であったり、完璧主義であったり好きなことにはとことん追求するような人はベースの特性と相性が良いので上手くなる可能性が高いです。

実はギターより難易度が高い

4本の弦で重低音を奏でるのがベース 実はギターより難易度が高い

ベースは4本の弦しかないので、弾くのは簡単です。ギターは6弦なので、コードを押さえることで音が鳴ります。このように聞くとなん本当にベースは簡単と思われそうですが、実際はベースの方が弾くのが難しいのです。

ギターの場合は弦が6本なので、コードを押さえた時に特定の弦だけ上手く押さえられずに音がキレイに出なくても、聴く人にはわかりにくいです。しかし、ベースは4本と少なく、1弦単位で弾いていくので、少しでも間違えると素人でもそのミスが伝わってしまいます。ここがベースを弾く醍醐味であり、楽しいところでもあります。そして、きちんと弾けたときのやりがいや嬉しさはひとしおなので、何度でも弾きたくなるのがベースの楽しさです。

ベースの楽しみ方

4本の弦で重低音を奏でるのがベース ベースの楽しみ方

ベースは一人で弾いていると、どこかで飽きてきてしまいます。まるで奏でる音が歌っているかのようなフレーズを弾けたら楽しくなりますが、そんな曲ばかりでもありません。基本的に1弦ずつ弾いていくので、地味に聞こえてくるからです。バンドを組んでベースを弾いたら意欲も湧いてきますが、バンドを組めない人や周りに楽器を弾いている人がいない人もたくさんいます。

では、ベースの楽しみ方はどこにあるのかというと、ベースソロを弾けるようになることが1つの目標です。ソロと聞くとギターソロを思い浮かべがちですが、ベースでもギターに負けず劣らずのソロが弾け、ギターよりカッコよく聴かせることができれば自分自身もとても楽しくなります。もちろん、ベースソロが弾けるようになるには相当の練習が必要ですが、ソロが弾けるほどになれば立派なベーシストであることは間違いありません。

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