ベースの弦の選び方

ベースの弦を張り替えるときは、弦の太さに注意する

ベースの弦の選び方 ベースの弦を張り替えるときは、弦の太さに注意する

ベースの弦は太くて頑丈にできているので、一度張れば滅多に切れることはありません。しかし、金属でできているので、常に空気に晒されていると酸化していきます。また手の汗でも音色に変化が出てくるので、その影響も受けます。弾き続けていれば実感しますが、音色が変化するとその状態が一定期間保たれます。

音色としても素敵なのでずっと続けばいいのですが、やがて鈍く音のキレが悪くなってくるのです。ベーシストによってはこの状態のほうが味が出て良いという人もいるので一概には言えませんが、弦の張り替えのタイミングとして考えるベーシストが多いです。

弦を張り替える際に注意したいのが、弦の太さとナットのサイズです。ベースを購入した時は既に弦が張られた状態なので気にしませんが、弦の太さは店員さんに確認して覚えておきましょう。一番細い1弦から4弦まではそれぞれ太さがあります。ナットもその太さに合わせて作られているので、弦の張り替えをする時は、新しく弦を購入しなければいけません。その際、パッケージに弦の太さが書いてあるので、購入した時の太さと同じものにしましょう。もし購入時より太いものを買うとナットのサイズに合わずにナットが壊れてしまうので注意が必要です。

ベースの弦の長さは本体のスケールに合わせて選ぶ

ベースの弦の選び方 ベースの弦の長さは本体のスケールに合わせて選ぶ

ベースの弦を張り替える時にもう1つ気を付けなければいけないのが、弦の長さです。弦の長さはベース本体の長さに合わせて選ぶのがいいです。ベース本体はショートスケール、ミディアムスケール、ロングスケール、スーパーロングスケールといった具合に長さが変わっています。

ベース本体の長さが短ければ短いほど、フレットの数も比例して少なくなり、奏でられる音色も限定されます。ちなみに、本体の長さは演者の腕や手の大きさにも影響して弾きやすい・弾きにくいにも直結することなので、補足事項として覚えておくといいでしょう。

弦を張り替える際は、このベース本体の長さに合わせたものを選びます。一般にはロングスケールが最も多く販売され、使われています。弦の張り替えは自分ですることができますが、上手くできなかったり不安な場合は、ベースを楽器屋さんに持って行って、弦を購入してその場で店員さんに張り替えてもらうこともできます。

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