年齢なんて関係ない!ピアノは大人でも弾ける

大人になってから始めるメリット

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ピアノは子どものうちから始めないと上手にならないというイメージがあるかもしれません。確かに、一般的には子どものうちから始めた方が音感やリズム感を養うことができます。しかし、大人になってから始めるメリットもあるのです。

大人は子どもよりも体が大きいため、筋肉や手の大きさなどはアドバンテージになります。子どもにはまだできないような奏法が可能になるほか、感情表現も豊かになります。また、難しい曲を弾けるようになるためには練習する時間が必要ですが、楽譜を覚えることや理解することは大人の方が勝っています。そのため、子どもよりも飲み込みが早くなるのです。

また、音楽的な感覚は大人でも身に付くものです。なによりもピアノを弾くことを楽しむことが大切です。音楽を楽しむことに早いも遅いもありませんので、大人であっても「やりたい」と思ったときがピアノを始めるべきタイミングなのです。

大人から始めても上達は十分に可能

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大人になってからピアノを始めたいと考えている人は多いと思いますが、ピアノは何歳から始めても上達できるものです。大人から始めて難易度の高いクラシック曲をプロ並みに弾いている方もいます。

ピアノの指を動かす神経は12~14歳ぐらいで最も発達すると言われているため、この時期にピアノを練習することで飛躍的に上達します。ただし、この時期の練習量が影響するのはプロレベルの話。ある一定のレベルまでであれば大人から始めたとしても練習量で十分にカバーできます。

しかし、大人がピアノを始める際の唯一の課題は練習時間の確保です。平日は仕事や家事がありますし、中には休日でも家族サービスをしなければならない人もいるでしょう。しかし、逆にここが大人のアドバンテージでもあります。大人は自ら工夫して練習の効率を上げることができます。短い練習時間でも、密度を上げて集中して課題をクリアしていく力は大人にはあります。今からでも大丈夫です。音楽のある生活を楽しみましょう。

上達すれば耳コピも作曲もできるようになる

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大人からピアノを始めたとしても、練習次第では音感を鍛えることができます。音感を鍛えることができれば、耳コピも作曲もできるようになります。音感には絶対音感と相対音感があり、絶対音感は幼少期から訓練しないと身に付かないという意見もありますが、耳コピは相対音感でも可能です。

相対音感は音階を理解し、2つの音の音階の差が分かることです。相対音感が身に付いていれば、聴いた曲をコピーすることは難しいことではありません。メロディーとコードを何となくコピーできれば、「完コピ」ではないかもしれませんが、自分なりの耳コピはできたも同然です。

作曲に関しても同様です。ある程度の相対音感さえ身に付いていれば、コードを並べてメロディーを付けることができるようになります。最近では作曲をサポートするソフトも豊富にありますので、大人からピアノを始めたとしても臆する必要はないのです。

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