歌の上手い人と下手な人の差

リズムと音程が取れているかどうか

歌の上手い人と下手な人の差 リズムと音程が取れているかどうか

歌が上手な人は、リズムと音程が取れています。リズムと音程は歌の基本でもあり、この2つが取れていない状態では、歌とはいえません。

言葉を文章で話すときって、必ず言葉にイントネーションをつけて話しますよね。地方によってもイントネーションは変わるので、独特のイントネーションがある地域に行くと話していることがわからない…というのは、イントネーションが違うからです。
言葉だけではなく、それは歌にも共通しています。正確なリズムと音程が取れていると、聴きやすく、さらにスムーズに心に語りかける歌を歌うことができるでしょう。
オリジナリティあふれる歌声でリズムや音程も独特な歌手を目指したいというなら話は別なのですが、多くの人に聴いてもらえるボーカリストを目指したいという人は、リズムと音程がとにかく大切です。

歌が下手な人はリズムと音程が取れていない可能性が高いでしょう。反対に、リズムと音程さえ取れるようになれば、歌が下手な人でもある程度上手に歌えるようになります。

自分の歌声・声質を理解しているかどうか

歌の上手い人と下手な人の差 自分の歌声・声質を理解しているかどうか

歌が上手な人は、自分の歌声、そして自分の声質をちゃんと知っています。自分の声って、自分が聴いている声とは違うものです。動画で映っている自分の声を聴いたとき、こんな声なの?と驚いたことはないでしょうか。

自分で聴いている声は自分の本当の声ではなく、人に聴こえている声とも異なっています。録音して聴いてみると、本当の自分の声を知ることができるでしょう。プロはちゃんと、本当の自分の声を知っています。
まず自分の声を知らないことには、歌の練習もできません。そして、表現力も歌唱力も変わらないままです。カラオケでの録音はエコーなどがかかっていて自分の声が加工されている状態なので、エコーなどをなしにして、生歌でレコーダーに録音してみましょう。

歌を上手に歌うためには、まず自分の声を知るところから始めなくてはいけません。歌だけではなく、自分の声を知ることはその他でも役立ちますし、相手にどう聴こえているのかを意識するだけで、自然とキレイな発声になります。

表現力が豊かであるかどうか

歌の上手い人と下手な人の差 表現力が豊かであるかどうか

歌に気持ちが入っていると、聴いている側も自然と感情移入できます。歌に気持ちを入れるために、身に着けたいのは表現力ですね。

表現力のある歌い方、気持ちの入れ方にはポイントがあります。まず1つ目は抑揚です。声を小さいところと大きいところ、声の大きさを変化させながら歌うことで自然と抑揚がつきます。

次に意識したいのは、ビブラートですね。ビブラートは小さく声を上下に揺らすという歌い方で、長く一定の音を伸ばすときに使うと、聴く人の心に響きやすいでしょう。

そして、声の色を変えながら歌うことも大切です。自分の声の質は生まれ持ったものですが、歌うときに声の色を変えることは可能です。

さらに最後、一番大事なのは歌を楽しむという気持ちです。歌っていることが楽しい、という気持ちは自然と歌に乗って聴く人の心に伝わります。歌う側が楽しんでいない歌声は相手にすぐわかってしまいますし、つまらないと思いながら歌っている歌は相手の心に全く響きません。気持ちを歌に乗せるために、楽しんで歌いましょう。

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